レバレッジ・シリーズで一躍ビジネス書の新しいカテゴリーを作った本田直之氏の最近の著書を紹介します。
タイトルは、パーソナル・マーケティング。
パーソナル・マーケティング
著者:本田 直之
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-11-19
おすすめ度:
クチコミを見る
実はこの本にも書かれていたのですが、「レバレッジ・シリーズ」は10冊目で終わったそうです。
出版社や書店からは、書店に「レバレッジ」とつけないと売れないから続けてというリクエストがあったそうですが、ブランドのライフサイクルを戻すために違う路線に変更したとのこと。(理由は、本書の中にある「個人ブランドをマネージメントする」を。)
その結果、レバレッジをタイトルにいれなかった「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」は25万部を超える結果となったそうです。
出版社の方から、本一冊の売上貢献度について、野球で例えた場合の話を聞いたことがあります。
この話からすると『レバレッジシリーズ』後も相当な売上を記録したことになります。
今回の本では、本田直之氏自身がいかに無名の個人から自分のブランドを築き上げてきたか、ステップを追いながら解説した内容となっています。
もしこれから独立しようとする人、出版を目指す人にはとても参考になる本だと思います。
昨年のリーマンショック以降、どんなに大きな会社でも倒産する可能性があることが示され、『会社依存から個人サバイバル時代へ』という時代の変化が起きていることを受け、自分自身の強みを知り、どのように個人の価値を世の中で生かしていけるかというところで、パーソナルマーケティングという概念で書かれています。
いくつかポイントに思える箇所をピックアップします。
ざっと見ると、マーケティングプランを作ることを個人のケースにあてはめた形になっているので初めてマーケティングを勉強する方にもいいのかもしれません。
まだまだポイントはあるのですが、何の強みもテーマもない人、お金だけを目当てにビジネスをする人にはこの『パーソナル・マーケティング』は役にたたないかもしれません。
つまり、本田氏が強調するのは、
WINTERPLAY - Happy Bubble
タイトルは、パーソナル・マーケティング。
パーソナル・マーケティング
著者:本田 直之
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-11-19
おすすめ度:
クチコミを見る
実はこの本にも書かれていたのですが、「レバレッジ・シリーズ」は10冊目で終わったそうです。
出版社や書店からは、書店に「レバレッジ」とつけないと売れないから続けてというリクエストがあったそうですが、ブランドのライフサイクルを戻すために違う路線に変更したとのこと。(理由は、本書の中にある「個人ブランドをマネージメントする」を。)
その結果、レバレッジをタイトルにいれなかった「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」は25万部を超える結果となったそうです。
出版社の方から、本一冊の売上貢献度について、野球で例えた場合の話を聞いたことがあります。
3万部のセールス:シングルヒット。出版社にとっては営業やマーケティング経費を考慮すると、それほど利益にはならないそうです。
5万部のセールス:2-3塁打。中距離バッターです。
10万部のセールス:ホームラン。コンスタントにこれが出せる作家はホームランバッターと見なされます。
20万部のセールス:満塁ホームラン。試合の流れを変えるインパクト。
100万部のセールス:サヨナラホームランで、たった一冊でその年の会社(大企業なら事業部)の目標達成となるくらいになるらしい。
この話からすると『レバレッジシリーズ』後も相当な売上を記録したことになります。
今回の本では、本田直之氏自身がいかに無名の個人から自分のブランドを築き上げてきたか、ステップを追いながら解説した内容となっています。
もしこれから独立しようとする人、出版を目指す人にはとても参考になる本だと思います。
昨年のリーマンショック以降、どんなに大きな会社でも倒産する可能性があることが示され、『会社依存から個人サバイバル時代へ』という時代の変化が起きていることを受け、自分自身の強みを知り、どのように個人の価値を世の中で生かしていけるかというところで、パーソナルマーケティングという概念で書かれています。
いくつかポイントに思える箇所をピックアップします。
プロフィールにストーリを持たせる最近のマーケティングの主流とも言える方法かもしれないですが、この方法を個人にも使ってみるということです。先月出た日経BPの記事も参考になるかもしれないですのでチェックしてみてください。http://bit.ly/7kS9CG
自分のタグを貼る自分の実績、経験、やりたいこと、住んでいる場所・住みたい場所、関連するキーワードの落とし込み。勝間和代流に言うと、自分をグーグル化するということになるのでしょうか。
独自性をつくるためにキャリアミックスさせる広告展開する際にテレビや新聞、インタネットなどの様々な広告媒体を組み合わせ最大限の効果を図る方法をメディアミックスといいますが、自分の持つ様々な経歴や経験、他の人がやってない趣味など仕事以外で特化したものを組み合わせて自分の独自性を作るということになります。
自分のキャッチフレーズを作るここにブランディングの要素が入ってきます。自分の価値を記憶、そしてクチコミしてもらためには必要なことです。先にある、自分のタグを貼るところから始めることになります。
ざっと見ると、マーケティングプランを作ることを個人のケースにあてはめた形になっているので初めてマーケティングを勉強する方にもいいのかもしれません。
まだまだポイントはあるのですが、何の強みもテーマもない人、お金だけを目当てにビジネスをする人にはこの『パーソナル・マーケティング』は役にたたないかもしれません。
つまり、本田氏が強調するのは、
「それは相手の役に立つか?」つまり、その個人が何らかなことをする上で必ず何らかなコントリビューション(貢献)を意識しないといけないということです。Give&Giveの精神が基本だと。
WINTERPLAY - Happy Bubble