「もっと仕事ができる」1週間で、頭にこんな「劇的ショック」が起きる!と書かれている本を紹介します。
「理解力が抜群に深まる」
「本がスイスイと頭に入る」
「人間関係が密になる」
「議論に絶対に強くなる」
「頭の引き出しが多くなる」
「ムダな時間がなくなる」
「表現が豊かになる」
「想像力が湧きだす」
スピードシンキング - 頭に9つの「劇的ショック」が起きる!
著者:鷲田 小弥太
販売元:三笠書房
発売日:2003-04
おすすめ度:
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■目次■
はじめに
1 この超「刺激法」で、頭は無限に成長する! - 頭がよくなる即効の「クスリ」などない、と思っていた人へ!
2 この本を読んで1週間、あなたに9つの「劇的ショック」が起きる! -「考えていること」が変わると「言うこと」も変わる!
3 さあ実行開始!回転速度が10倍になる「頭の使い方」- あなたの思考はこの「テクニック」で格段に鋭くなる!
4 これで、頭の中から「湧き出すように」書ける、話せる! - この「相手の心に響く技術」で、考えたことが100%実現する!
5 もっと速く、深く考えるために、この「7つの習慣」! - 頭の総合能力を鍛えるには、このトレーニングに限る!
■今日の付箋■
思考のスピードがつくと、高速(=効率)一辺倒になるのではなく、テーマに合わせ、対象に対し、仕事の大小、仕事相手いかん等の条件に応じて自在に速度を変えることができる。つまり、仕事の幅と奥行きもぐーんと広がる。メジャーリーグで活躍するイチロー選手が小学生の時にバッティングセンターで150キロのボールを打つ練習していたことは有名な話。イチローが高打率を上げられるのも幼い頃から早いスピードのボールが打てるように訓練し、それができるからこそ遅いボールにも、変化するボールにも適応できる能力がついたのでしょう。スピード思考には、動態視力ならず動態知力を鍛えることが必要。
■今日の付箋2■
脳は体の中でいちばん丈夫な器官である。弛緩のまま放っておくとずーっとルーズになったままだが、緊張を強弱をつけながら与えると、おのずと活力を取り戻してくるのである。脳はよく筋肉だと言うが、筋トレ同様、緊張と弛緩を交互にすることで筋肉がついていくということを意味するのでしょう。
■今日の付箋3■
「ゆっくり読む。じっくり聞く」ばかりを心がけると、脳の活動力が弱まって、当然のみこみが悪くなる。読書をあまりにもゆっくり時間かけ過ぎると、逆に何が書かれているか見失うことがある。ゆっくりした話を聞いているとあくびが出てくるのも脳がまちきれなくなっていることを意味するからなのだろうか。物事を行う上で、ある程度、制限時間を設けることで、脳の思考は坂からボールをころがすように自動的に動いてくれるのかもしれない。
■今日のキーワード■
考えが枯渇しない人の共通項:
表現したいことがあるから表現するのではない。表現するから、もっと表現したくなるのである。即答を迫られた時の「2大鉄則」:
「答え」が先、「論拠」は後。First Impression:
何にでも「二つの答え」を出す練習。
全体を一瞬で大づかみにするという意味。決定的に重要である。
■感想■
物事の捉え方と普段の思考の癖を変えればスピードシンキングが身につくというハウツー本です。著者の考えがはっきりとしている本なので、中には受け入れられないと思う箇所があるかもしれないですが、成長意欲のある人にはプラスになる本だと思います。個人的に読んだ後、すっきり感があった。
Lady Antebellum- Need You Now
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