運を育てる、夢を叶えるヒント教えます。

人生で成し遂げる結果の80%は、その人の時間のわずか20%を使った行動から生まれる。


Just when the caterpillar thought the world was over, it became a butterfly.
「あぁ、世界が終わる」そう思った瞬間に、イモムシは蝶になる。

習慣:時間術・仕事術・目標設定・お金の話

お金の科学 − 仕事がなくなった、不景気だ、と嘆いているあなたへ5

enjoying my time here, it feels luxurious
enjoying my time here, it feels luxurious / Torley


不景気だからといってビジネスの機会がなくなるのではなく、ビジネスの機会が変わるということだ。

今までと異なる商品であれば需要が見込めるということである。

と言うのは、あの「7つの習慣」の訳者であり、「成功の9ステップ」の著者、ジェームス・スキナー氏。

今日紹介する本は、
【CD-ROM付】お金の科学〜大金持ちになる唯一の方法〜【CD-ROM付】お金の科学〜大金持ちになる唯一の方法〜
著者:ジェームス・スキナー
販売元:フォレスト出版
(2011-04-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

ここしばらく格差社会到来と言われて続けてきた。

世界の経済を見るとその格差は明らかになくなってきている。

日本のメーカーは積極的に賃金の安い労働を求め、海外に工場を作り、これまでの国内労働を現地の労働力に入れ替えするようになってきた。

知的労働の分野も、経済格差がない時代に入ってきた。

経理や一般事務、簡単なコンピュータ操作やウェブ制作、少し学べば誰にでもできる仕事、これらはいつかは取り換えられてしまう可能性が多いにある。

そういうこれからの時代、どうすればいいのか。そんなヒントが書かれた本。


▼今日の付箋▼

最も大きなリスク: リスクのない生活を送ろうとするリスク。

FEAR(恐怖): False Evidence Appearing Real.

FAITH(信じること): Forever Acting in the Hope of Success

感謝: 感謝するためには、まずは良いもの、自分にとって喜ばしいもの。心を鼓舞するものを探さなければならない。そして、探せば探すほど、それは大きくなるのだ。

ネガティブ思考: 欠乏マインドを持っている人は、すべてのものをWIN-LOSEで見がちである。

マーケティング:
 人間のWantsは無限であり、従って、作りだせる価値も無限大である。

友人: 友人の質は人生の質である。

金持ちになるための術: あなたが金持ちになるかどうかは、何かに依存するものではない。唯一の違いは、物事をある特定の方法で行っているかどうかである。

時間: 過去についている暇もなければ、将来について心配する時間もない。すべての行動は、現在形でなければならない。

運: 運とは、準備が機会に出会ったときにおこる現象である。

節約: 100円を節約することは、100円を稼ぐことだ。そして最初から稼ぐよりも簡単である。

人生の鏡: 与えるもの。それは何であれ、倍増して自分のところに返ってくる。

健康維持: 最低限一週間に3,4回ずつ、40分以上運動すべき。

効果的な人: スケジュールに沿って行動している。


▼ひとこと、ふたこと▼

この本はポジティブ思考やマインドセットを説いているのではない。

自分の価値を高め、誰にも真似できない、自分の強み、自分しかできない芸術力や創造力を鍛え、固有の価値を持つ必要性を教えてくれる。

そして、その中で本当にやりたいことを発見し、どうすれば実現できるか、どう社会に貢献できるかを示してくれる。

成長のない人間は幸せを逃してしまう。夢見るだけでは始まらない。無駄にがんばっても結果は出ない。よい結果が出せる人は、結果の出ない人の知らないことを体得している。

若すぎる。経験がない。お金がない。忙しすぎる。ほかの人がすでにやっている。難しすぎる。遅すぎるなんてことは言わないでやってみよう!

▼目次▼

◆第1章 始めよう 〜誰でも大金持ちになれる〜
真実 / 始めよう!

◆第2章 引き寄せの法則 〜お金持ちのマインド〜
ステップ1:新たな自由
ステップ2:王様より富める者
ステップ3:創造マインド
ステップ4:プラスの力
ステップ5:あなたが持つお金の磁石
ステップ6:億円単位のマスターマインド

◆第3章 受け取りの法則 〜お金持ちの行動〜

ステップ7:仕事は現実化する!
ステップ8:確かな方法
ステップ9:富の始まり
ステップ10:無限の価値の泉
ステップ11:数字のゲームに勝つ
ステップ12:百発百中の営業手法
ステップ13:マーケティングのゴールドラッシュ
ステップ14:あなたのビジネス・マネー・マシン
ステップ15:簡単にできる
ステップ16:大富豪のバランスシート
ステップ17:お金持ちの毎月すること
ステップ18:即刻億万長者

◆第4章 人生の法則 〜お金持ちの生き方〜
ステップ19:一度お金持ちなら、ずっとお金持ち
ステップ20:お金を最大限に愉しむ
ステップ21:与える時

◆第5章 応用の法則 〜あなたにもできる〜
真の富の五つの原則
億万長者への第一歩
最後の秘訣
悪魔の一言


THE BAND - The Weight

夏目漱石が職業について語ったこと5


人のためにするという意味を間違えてはいけませんよ。

人を教育するとか導くとか精神的にまた道義的に働きかけてその人のためになるという事だと解釈されるとちょっと困るのです。

人のためにというのは、人の言うがままにとか、欲するままにといういわゆる卑俗の意味で、もっと手短に述べれば人のご機嫌を取ればというくらいのことに過ぎんのです。 

世の中には道義的に観察すると随分怪(け)しからぬと思うような職業がありましょう。

    (中略)

道徳問題としてみれば不埒にもせよ、事実の上からいえば最も人のためになることをしているから、それがまた最も己のためになって、最も贅沢を極めているといわなければならぬのです。

道徳問題じゃない、事実問題である。

己のためにするとかいう見地からして職業を観察すると、職業というものは要するに人のためにするものだという事に、どうしても根本義をおかなければなりません。

人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。

既に他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて他を目安にして働かなければならない。

要するに取捨興廃の権威共に自己の手中にはない事になる。

従って自分が最上と思う製作を世間に勧めて世間は一向顧みなかったり自分は心持が好くないので休みたくても世間は平日のごとく要求を恣(ほしいまま)にしたりすべて己を曲げて人に従わなくては商売にはならない。

この自己を曲げるという事は成功には大切であるが心理的にははなはだ厭なものである。

就中最(なかんずく)も厭なものはいかな好きな道でもある程度以上に強いられてその性質が次第に嫌悪に変化する時にある。

夏目漱石 - 「道楽と職業」 明治44年8月 明石において述


Maia Hirasawa - Boom!

「3週間でどんな変化が生まれるか」実施中5

わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡〈3〉 (新潮文庫)わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡〈3〉 (新潮文庫)
著者:塩野 七生
新潮社(2010-04-24)
販売元:Amazon.co.jp
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「君主論」を読まずに、読み始めたこの本。

真面目で優秀なノンキャリア官僚が、ある日突然仕事を奪われる。

不遇の時代を迎え、君主論を書き上げるが、外国に圧迫されフィレンツェが没落する。

そういう時代に生きたマキアヴェッリが「なにを見たか」「なにをしたか」「なにを考えたか」の3部構成。

親しみを感じさせるマキアヴェッリの人物像、そして何かイメージ広がるイタリア・ルネッサンスの時代背景。

塩野七生さんの調査量の凄さと分かりやすくて面白い文章にやられてしまいました。

これを契機に、思わず「君主論」を“積ん読用”に買ってしまった。

えっ!?それでタイトルの意味とどう関係あるのか。

特にマキアヴェッリとか塩野七生さんだけではなく、「3週間連続ブログ更新で、どういう変化が起こるのか」というブログマラソンを実施中といったところです。

脳は21日間、同じ動作を繰り返すことで、この行動を「習慣」として認識する。

見事に二役を演じきった店員さんへ #1593

30分近く並んで入った店での出来事

ようやく案内されたテーブルで注文をしようと、隣のテーブルを片づける店員に声をかけたところ、「係の者があとから参りますのでしばらくお待ちください」と。

しばらくすると、何ということはない。同じ店員が注文を受けに来たのだ。

それも見事にさっき声かけたことすら覚えてない様子で。

一緒にいた先輩はあきれ顔で、きっと双子なんだよ。

そして、今度は注文してもなかなか食事出てこない。

おまけに後から入ってきた客の方が食事が出てくるのが早いではないか。

待っても待っても出てこず。一体、ここの店員はどうなってるの!?

佐藤可士和の超整理術佐藤可士和の超整理術
著者:佐藤 可士和
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2007-09-15
おすすめ度:3.5
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■目次■
1章 問題解決のための“超”整理術
2章 全ては整理から始まる
3章 レベル1「空間」の整理術――プライオリティをつける
4章 レベル2「情報」の整理術――独自の視点を導入する
5章 レベル3「思考」の整理術――思考を情報化する
6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く

■感想■
3年ほど前に出版されたアートディレクター佐藤可士和氏が出した本です。ご存じの方もおられると思いますが、例えばユニクロの会社、ファーストリティリングのCIや、HONDAのステップワゴン、キリン極生、国立新美術館など広く活躍。

アートディレクターというものは、“コミュニケーション戦略を総合的に立案し、デザインの力で目に見えるかたちにしていく仕事”でアーティストとしてみられがちであるが、実はドクターのようにクライアントを診断し、問題を解決しているというほうがふさわしいと書かれている。

それを拡大解釈すると、実は仕事する上で問題はつきもの、それを解決するには。整理されてない事実を明らかにしていく必要があるということになる。

整理術のポイント(空間の整理,情報の整理,思考の整理)は3つに要約されるという.

空間の整理では,整理するにはプライオリティをつけることが大切。

情報の整理では,プライオリティをつけるために視点の導入が不可欠。

思考の整理では,視点を導入するためにはまず思考の情報化をと説く.そこでは主観的な視点ではなく,俯瞰したような客観的な視点が重要。


レストランで出会ったサービスは、いわば完全に忙しさの中で空間の整理がされておらず、プライオリティの付け方を間違っていたのは明らか。

顧客サービスの基本は、相手の身になって考えることであって、余裕がなくなると、それを自分の立場優先に考えてしまうところに落とし穴が潜んでいる。

まぁ、お客は好き勝手なこと言います。

貴重な食事の時間、そんなときは、店員さんに向かって、さっきの店員さんはお兄さんなんていいながら、面白いネタとして笑って食事しましょう!

Atlanta Rhythm Section - Do It Or Die

片づけとトイレの神様 #1513

しばらくぶりの更新です。
今日は、片づけの習慣で人生が変わるという本を紹介します。

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣たった1分で人生が変わる 片づけの習慣
著者:小松 易
販売元:中経出版
発売日:2009-12-16
おすすめ度:4.0
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■今日の付箋■
片づけるとは、整理整頓するという意味のほか、問題を解決する。もめごとを処理する。けりをつける。という意味がある。
これが本当にそうかわからないですが、何事も意味を持ってやれば、ちゃんと結果が生まれるのかもしれないですね。

■今日の付箋2■
人生を変えるチャンスは誰にでも訪れる。しかし、そのチャンスは、ただ黙っていてもやってこない。自分から動いていかないといけない。「それはわかっているのだけれども、何から始めればいいのかわからない」という人には、特に「片づけ」を勧める。
人生を変えるきっかけを片付けで実践してみてはどうでしょう。

■今日のキーワード■ 片づける:
仕事やプライベートでも、次に新しいことをするときには、まずは片づけをして、「リセットする」ことが大切。
もったいない:
「勿体ない」、「物体がない」つまり「本来価値がない」「本当の価値がない」という意見。
21日間:
脳は21日間、同じ動作を繰り返すことで、この行動を「習慣」として認識する。


■感想■ この本を読んだら、すぐ身の回りを片付けたくなります。 トイレ掃除もわすれずに。↓最後まで聞いてみてください。

植村花菜 - トイレの神様


「ほんまにありがとう」って関西弁は響きますワ。 続きを読む

勝ち抜く人の8つの習慣 #1474

勝ち抜く人の8つの習慣勝ち抜く人の8つの習慣
著者:コニー・ポデスタ
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-12-03
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


■目次■
はじめに 自分の雇用は自分で守れ!

第1の習慣 会社に利益をもたらす

第2の習慣 会社・同僚・顧客にポジティブな影響を与える

第3の習慣 変化を歓迎し、変化を起こす

第4の習慣 より賢明に、より熱心に、より迅速に、よりよく働く

第5の習慣 心を開いてコミュニケ―ションをとる

第6の習慣 リーダーシップを発揮する

第7の習慣 私生活をしっかりと管理する

第8の習慣 学び続ける

おわりに 経営者から感謝される働き方をしているか?

■今日の付箋■
会社の経営者が雇い続ける社員とは、
・自分の意思決定、アイデア、行動、計画が会社の長期的な発展に結びついたものでなければならないことを理解している人。
要は自分と同じベクトルを向いて頑張ってくれる人。
・自分の仕事ぶりと行動を通じてポジティブなムードを作ってくれる人。
これって大きいと思う。
・プロとしての態度を持ち、強い決意で臨み、楽天的な姿勢を貫いて、会社のあらゆる変化に適応できる人。
世の中で生まれてから生き残るものは変化に対応できるものっていいますからね。
・質の高い仕事を期日までにやり遂げる人。
当然といえば、当然のこと。
・自分のニーズ、考え、感情を会社、同僚、顧客にうまく伝えることができる人。
これが実は難しい。伝えることと同様に相手がどう考えているか、こちらのことがちゃんと伝わっているかがわからないことがある。
・適切かつ必要なときにリーダーシップを発揮することができる人です。
これも難しい。人によってはあくまでも言われたことしかできない、あるいは報酬がなければ動かなかったりする。
・仕事をする準備ができている人。
なかには仕事の準備かお昼のランチか飲み会の準備と勘違いしている人もいる。
・知識とスキルの向上に努め、会社の未来を切り開いてくれる人。
経営者として会社の未来の切り開いてくれる人を従業員にもとめるのはどうかと思うが、個人のスキルを上げることは確かに会社のボトムアップにつながる。

■今日のキーワード■
会社にPositiveな影響を与える人の特徴:
1 行動力がある。
2 いつも前向きである。
3 問題を見つけ、解決する。
4 進んで人の手伝いをする。
変化への4つの恐怖心:
1 未知なるものへの恐怖
2 自分が状況をコントロールしていないことへの恐怖
3 自分が不適格であることへの恐怖
4 快適空間の外に出ることへの恐怖
生産性を向上する6つの方法:
1 時間を賢く使う
2 ポジティブな心の持ち方をする
3 体調管理を徹底する
4 創意工夫をする
5 人に任せる自信を持つ
6 余暇を楽しむ
直球勝負:
働きたくないものは去れ!


■感想■
勝ち抜く人の8つの習慣というタイトルですが、勝ち抜くのではなく、会社を理解できる人の習慣といった感じです。

会社で頑張っていこうと思っている方は、気になる言葉を紙に書き出してデスク周辺に張り付けてはどうでしょうか。きっと、社長が言っていることが理解できないと思ったときに役立つと思います。

従業員を抱える経営者の方にはぜひこの本を社員に配って読ませて、フィードバックをもらうことを勧めます。

書かれている内容はどれも当たり前なことですが、普段は与えられた仕事に追われ、ついつい忘れがちなことが多くあります。社内で本書の内容を共有し、理解しあうことで会社のベクトルは右肩上がりになるのではないでしょうか。

「初心忘れるべからず」

Nickelback - Never Gonna Be Alone
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やりたいことが山ほどあるという方に #1464

「もっと仕事ができる」
「理解力が抜群に深まる」
「本がスイスイと頭に入る」
「人間関係が密になる」
「議論に絶対に強くなる」
「頭の引き出しが多くなる」
「ムダな時間がなくなる」
「表現が豊かになる」
「想像力が湧きだす」
1週間で、頭にこんな「劇的ショック」が起きる!と書かれている本を紹介します。
スピードシンキング―頭に9つの「劇的ショック」が起きる!スピードシンキング - 頭に9つの「劇的ショック」が起きる!
著者:鷲田 小弥太
販売元:三笠書房
発売日:2003-04
おすすめ度:3.5
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■目次■
はじめに

1 この超「刺激法」で、頭は無限に成長する! - 頭がよくなる即効の「クスリ」などない、と思っていた人へ!

2 この本を読んで1週間、あなたに9つの「劇的ショック」が起きる! -「考えていること」が変わると「言うこと」も変わる!

3 さあ実行開始!回転速度が10倍になる「頭の使い方」- あなたの思考はこの「テクニック」で格段に鋭くなる!

4 これで、頭の中から「湧き出すように」書ける、話せる! - この「相手の心に響く技術」で、考えたことが100%実現する!

5 もっと速く、深く考えるために、この「7つの習慣」! - 頭の総合能力を鍛えるには、このトレーニングに限る!

■今日の付箋■
思考のスピードがつくと、高速(=効率)一辺倒になるのではなく、テーマに合わせ、対象に対し、仕事の大小、仕事相手いかん等の条件に応じて自在に速度を変えることができる。つまり、仕事の幅と奥行きもぐーんと広がる。
メジャーリーグで活躍するイチロー選手が小学生の時にバッティングセンターで150キロのボールを打つ練習していたことは有名な話。イチローが高打率を上げられるのも幼い頃から早いスピードのボールが打てるように訓練し、それができるからこそ遅いボールにも、変化するボールにも適応できる能力がついたのでしょう。スピード思考には、動態視力ならず動態知力を鍛えることが必要。

■今日の付箋2■
脳は体の中でいちばん丈夫な器官である。弛緩のまま放っておくとずーっとルーズになったままだが、緊張を強弱をつけながら与えると、おのずと活力を取り戻してくるのである。
脳はよく筋肉だと言うが、筋トレ同様、緊張と弛緩を交互にすることで筋肉がついていくということを意味するのでしょう。

■今日の付箋3■
「ゆっくり読む。じっくり聞く」ばかりを心がけると、脳の活動力が弱まって、当然のみこみが悪くなる。
読書をあまりにもゆっくり時間かけ過ぎると、逆に何が書かれているか見失うことがある。ゆっくりした話を聞いているとあくびが出てくるのも脳がまちきれなくなっていることを意味するからなのだろうか。物事を行う上で、ある程度、制限時間を設けることで、脳の思考は坂からボールをころがすように自動的に動いてくれるのかもしれない。

■今日のキーワード■
考えが枯渇しない人の共通項:
表現したいことがあるから表現するのではない。表現するから、もっと表現したくなるのである。
即答を迫られた時の「2大鉄則」:
「答え」が先、「論拠」は後。
何にでも「二つの答え」を出す練習。
First Impression:
全体を一瞬で大づかみにするという意味。決定的に重要である。

■感想■
物事の捉え方と普段の思考の癖を変えればスピードシンキングが身につくというハウツー本です。著者の考えがはっきりとしている本なので、中には受け入れられないと思う箇所があるかもしれないですが、成長意欲のある人にはプラスになる本だと思います。個人的に読んだ後、すっきり感があった。

Lady Antebellum- Need You Now
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ワンランク上を目指す人の巡環力 - 秘密の習慣 #1405

仕事ができる・できないは「巡り」次第? すべての出来事を「巡環」で考え、行動し始めると、不思議なほどうまくいく!

「巡環」とは何か、「巡環」を良くするにはどうすればよいのかが書かれた本を今日は紹介します。

ワンランク上を目指す人の巡環力ワンランク上を目指す人の巡環力
著者:中野美加
販売元:ビジネス社
発売日:2009-11-10
おすすめ度:4.0
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■目次■
はじめに
第1章 なぜ「巡環」が必要なのか?
第2章 過去、現在、未来のつながりを知る
第3章 人間関係を改善させるサイクル
第4章 あなたの巡環を滞らせる「罠」
    - 思いこみ症候群
    - 完璧症候群
    - 行き詰っている、煮詰まっている場合
    - 陰鬱な場合
    - 過去の防衛システムが起動する場合
    - 観察ジャーナル・感謝ジャーナル
第5章 あなたが巡れば世界が巡る「秘密のしくみ」
おわりに

■今日の付箋■
巡り(めぐり)、廻り(まわり)、還る(かえる)というサイクルは、自然のサイクルそのものです。食物連鎖から、大気中の水の循環、そしてこの地球のシステムそのものが、この秩序に基づいています。
(中略)
人生というのは、実はシンプルなものであり、思い悩み、迷い、とどまるようなことがあれば、それは「自分が何かおかしなことをしているのだ」と素直に思えるようになった。
巡環の例として代謝がその一つでしょう。代謝とは、生命の維持のために有機体が行う一連の化学反応といいますが、代謝がなければ、新しいものが古いものに取って代わっていきません。よく聞く、肌の新陳代謝が低下すると、ハリのない、キメの乱れた、透明感のない肌状態に陥ってしまうという話、すべてはこれに通じるのかと思う。

■今日の付箋2■
「本当はこうしたい」というところに焦点を当てれば、前向きに考えれる。でも、「できなかったら」に焦点を当てると、後ろ向きになってしまう。
過去に起きた事実に執着せず、未来に希望を持つことで過去と未来に「巡環」できるということです。

■今日のKey Words■
巡環力:
正のスパイラルを生み出す力のこと。
うまくいかない理由:
価値観の相違や正確の不一致がうまくいかない理由ではなく、それをどうするかを知らないことが、うまくいかない理由である。
お金と縁のある人:
お金を生み出す、あるいは「巡る方法」をいつも考えていて、その思考がその人の頭の中で常に繰り返されることから、経済的により豊かになっていっく傾向がある。
お金に縁のない人:
今の仕事、特に給与面に対する不平不満を述べる。給料を出してくれている会社に対して主体的に働きかけもせず、家庭でも話し合う気もなく、不況だからと動かない、何も動かさない、「巡らせない」人。
潤滑な巡り:
プラスのスパイラルを実感することになる。


■感想■
前半は「巡環力」について、後半はそれをどう活かすかということをコーチングの視点でとても分かりやすい文章で書かれています。タイトルからある程度内容は想像できてしまうのですが、著者の経験から書かれた本なのでとても説得力があり、読みながら自分の今の状態を確認できるかもしれません。何か停滞しているときに読むとひらめきがあるかもしれません。

Rupert Holmes - Escape (The Piña Colada Song)
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ずっとやりたかったことを、やりなさい。 #1385

アースマラソンに取り組んでいる間寛平さんが前立腺のガンであることが報じられました。太平洋をヨットで渡り、アメリカ大陸を走破し、大西洋を再びヨットで横断し、フランスからコペンハーゲン、そしてトルコまで激走してたところ精密検査でガンであることが判明。走り続けることに問題はないということでアースマラソンは継続されるそうですが、何とか無理せずに頑張ってもらいたいものです。

今日はこの本を紹介します。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。ずっとやりたかったことを、やりなさい。
著者:ジュリア キャメロン
販売元:サンマーク出版
発売日:2001-04
おすすめ度:5.0
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■目次■
序文 私自身の旅
基本ツール
第1週 安心感を取り戻す
第2週 アイデンティを取り戻す
第3週 パワーの感覚を取り戻す
第4週 本来の自分を取り戻す
第5週 できるという感覚を取り戻す
第6週 豊かさの感覚を取り戻す
第7週 つながりの感覚を取り戻す
第8週 芯の強さを取り戻す
第9週 思いやりの心を取り戻す
第10週 守られているという感覚を取り戻す
第11週 自立の感覚を取り戻す
第12週 信じることを取り戻す
終わりに
癒しの言葉
訳者あとがき

■今日の付箋■
創造性の回復には、二つの重要なツール、モーニング・ページとアーティスト・デートがある。自らの創造性に触れていたければ、この二つを一貫して用いる必要がある。
自分を制限しないことで可能性が拡大し、自分を癒し、自分と向き合うことで創造の準備ができるということでしょうか。読んだだけではなく、実践してみたいと思います。

■今日の付箋2■
整理し、かたづけたいという衝動にかられるとき、二つの相反するあなたが働いている。一つは、悲しみながら立ち去ろうとしている古いあなた、そしてもう一つは新しく誕生し、成長しようとしている新しいあなたである。
古くなったものや使えなくなったものを処分すれば、新しいものや必要なものが入ってくる余地ができる考え。

自分もグラスや茶碗が割れても、がっかりせず、また新しくもっと上等なものが手に入ると思って、喜ぶべきだと言い聞かせるようにしています。

そうじ力研究会代表の舛田光洋氏が、「何のために捨てるのか − それは悪いエネルギーを一掃し、新しく生まれ変わるため!」と本に書かれていたことを思い出しました。

■今日のKey Words■
内的世界の地図:
地図がなければ、私たちの夢は未開の地にとどまっているかもしれない。
本当に恐れていること:
「成功することかもしれない」
祈りがかなえられるのは、じつは怖いものだ。何かを得ることによって、責任を感じてしまうからだ。頼んだものが手に入ったら、どうすればいのだろう?
神秘:
魔法は喜びや楽しみをもたらす活動の中に潜んでおり、義務的にこなす活動の中にはない。(中略)義務は私たちを無感覚にさせ、興味を失わせるが、神秘は私たちを引きつけ、導いてくれる。

■感想■
帯に書かれた“毎日の繰り返しに、埋もれた自分。そろそろ起こしてみませんか?<忘れた夢を取り戻す12週間の旅>”の文言通りにまずは実践してみたいと思う。

「できる人」の時間の使い方 #1355 で、# Mitsyさんが残してくれた“Time is Art"。やりたいことができるようになれば、きっと"Time is money"の発想 から“Time is Art”の考えに脱皮できるんでしょうね。

アートは時間の中でのイメージの遊びである。どうか自分を遊ばせてあげてほしい。


Toto - Georgy porgy
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「できる人」の時間の使い方 #1355

一年の計は元旦にありといいながら、気がついたらもう7日。
少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

今日は人日(じんじつ)の節句。七草がゆは、食べられましたでしょうか。

覚える気がないからか、おぼえられない七草の名前。
覚えられるようにメモ残しておきます。
せり
なずな(ぺんぺん草)
ごぎょう
はこべら
仏の座(田平子)
すずな
すずしろ(大根)


さて、今年の一回目のテーマは、『時間』。

時は金なりといいますが、実は違います。

それは何かというと、お金は失っても取り戻せますが、時間は失うと取れ戻せないということです。

おまけにお金を預けたり、借りたり貸したりもできません。当然のことながら利子もつきません。

今日はそういう視点でいかにうまく時間を使うかを書かれた本です。
「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~
著者:箱田 忠昭
販売元:フォレスト出版
発売日:2005-11-16
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

目次は以下の通りです。
プロローグ:時間の使い方を変えれば、人生は絶対にうまくいく!
第1章:まずは考え方を変えよう!
第2章:「願望」と「目標」は全然違う!「できる人」の目標管理術
第3章:行くべき方向を間違えないようにする!「できる人」のプロセス管理術
第4章:成功者だけが知っている!「できる人」の時間管理術
第5章:トップ3%はどのように仕事をこなすのか?「できる人」の仕事術
第6章:スケジュール確認だけでは意味がない!「できる人」の手帳術&メール術


<これは使えるアイデア>
時間泥棒を排除する方法について
1.毎日のルーティンワークを決める
2.早起きの習慣をつける
3.期限を設ける
4.やりたくないことを先へ延ばすな
5.好きな仕事、楽な仕事、円滑にできる仕事をあとにする
6.障害物を分析し、取り除く
7.アイデアは一か所にまとめる
8.書類、本、仕事は途中でやめないこと
9.計画的に休み時間を定める
10.仕事の分担を同僚や部下と話し合い“任せる”こと
11.Noといえるようにする
12.仕事を家へ持ち帰らないこと
13.完全主義者にならないこと
14.目標、課題は実行可能なものとする
15.考えてから行動する


この本にはなかったですが、時間を有効に使う大切なことに、過去にあった出来事(特にネガティブなこと)を引きずらないことだと思っています。

昔、野球をやっていた頃です。バッターボックスに入って、見送ったボールがストライクの判定。それに対して、いや違う、絶対ボールだと思っている瞬間に次のボールが投げ込まれて、ストライク!バッターアウトなんてことがありました。

時間というものはこういうもんだと思います。打席に入っている以上は(つまり何かに取り組んでいるとき・目標が明確なときには)次の球(起きうる次のシーン)に集中しないといけないんです。タイムをとって打席を外しても、それは次の球への集中のためなんですよね。過去のデータを振り返るときは(思い出にひたるとき、愚痴りたいときは)、ゲームが終わったあとか、試合から下ろされたときだけなんです。(勝手に名付けて、これを青山ネリマの『バッターボックス理論』にします。)

ポジティブな考えですねーとかよく冷やかしで言われることがありますが、要は現実を受け入れて、そこで次にどう生かせるかと考えれば、それは集中力を増す力になるのだと思うのです。

そういう意味では、与えられた時間に明確な目的がある人ほど時間をうまく使えるのでしょうね。

そういう意味では、お金も同じかも。だから Time is money なんですね!

今年もどうぞよろしくお願いします。

追記: 先の例じゃないですが、スポーツがいいところは頭でなく、体で覚えるから忘れないんでしょうね。

Time to say goodbye - Andrea Bocelli & Sara Brightman

未来を変える!Part1 #1305

「心に幸せの種をまくと、実り豊かな人生が手に入る」という11個の「種」の物語から。

成功に何らかの必要条件があるとしたら、それは毎日の自己鍛錬によって、「自分が決めたことを成し遂げること」だと言えるだろう。

(中略)

人は観察し、真似をし、繰り返すことで覚えていく

「習慣」は、最初はその場のおもいつきやアイデアやイメージとして始まる
その後何度も実践されることによって、クモの糸から太い綱になり
やがて人生を補強、あるいは束縛する存在となる

習慣は潜水艦のように静かに深く進行する

習慣が断ち切れることはめったにない
ただ「置き換わる」だけだ

最初は人が習慣をつくる 次に習慣が人をつくる

良い人生と悪い人生を送るのには同じ努力が必要だ
手本や指導者を誰かにするかですべてが決まる

習慣とは快適なベッドのようだ
入るのはたやすいが、出るのは難しい

勝利も失敗も「後天的な習慣」である

経験の別名は練習
あらゆる機会にリハーサルをしよう


幸種 しあわせだね幸種 しあわせだね
著者:デニス・ウェイトリー
販売元:講談社
発売日:2009-09-02
おすすめ度:5.0
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今ある習慣が良いか悪いかわからないけど、結果は原因があるのだから、もし今ものごとがうまくいってないなら、ちょっと「毎日の習慣」、つまりは行動や思考パターンを変えてみればいい。

宗教に依拠しない道徳教育の実践を目指していたフランスの社会学者エミール・デュルケームが言っている。
習慣はそれが通用している間は、反省されることがない。習慣が廃れて初めて、反省されることになる。


Paul Carrack - How Long

 

目標ではなく目的設定 #1235

成功本には必ずと言っていいほど目標設定という言葉が出てくる。

でも目標設定と聞くとそれだけで拒否反応を示す人もそう少なくはないでしょう。

正月になると「今年の目標」はとはいうけど、できなくても誰に咎められるるわけでもないし、できなかったから責任をとる必要もない。

会社でも目標設定ってあるが、評価につながるかもしれないけど何か目標設定という言葉がすっきり頭に入ってこない。

仕方がないから付け焼刃的に適当な言葉を選んで作ってしまう。

これって実は目標じゃなくって、目的がはっきりしてないからかだと思う。

空港でフライトスケジュールを確認すると目的地はホノルルって出ているけど、これが目標地なんて言葉になっていたら怖くで乗る気はしない。

たぶん、オアフ島手前の太平洋に不時着でもOKになってしまうから。

きっと夢を叶えるために目標設定じゃだめなんですよ。

こういうことを考えていて書棚の本をパラパラめくっていたら同じようなことが書いてあったので紹介します。

パイロットが空から学んだ運と縁の法則パイロットが空から学んだ運と縁の法則
著者:坂井 優基
販売元:インデックス・コミュニケーションズ
発売日:2008-01-08
おすすめ度:5.0
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夢は何ですかと聞くと、「・・・・」になりたいと答える人がたくさんいる。(中略)多くの場合なりたいという目標は、なったとたんに目標がかなってしまう。そうするとそれ以上どうして良いかわからなくなり、その後、自分がしなければならないことも見えなくなるのです。なりたいが強いとどうしても安易な道ばかりを選んでしまうのです。

この「なりたい」の間違いに陥る危険を回避するのは簡単です。「何かになりたい」ではなく、「何かをする」です。
何かを「する」を目標にすると人生が変わってくると著者は主張しています。

要するに夢実現のために、どれだけ具体的に自分がやりたいことが描けられ、その「目的地」につけるように行動するかが鍵です。

The Eagles - Life In The Fast Lane

シルバーウィーク #1203

シルバーウィークもあっという間に終わってしまった。

春の連休のゴールデンウィークにたいして、秋の連休はシルバーウィーク。

なんとなくシルバーシート、敬老の日の連休を連想してしまう。

どうせならプラチナウィークの方が響きがいい。

長期休暇も実際のところ、8月は夏休みがあったばかりだったのでどうして過ごせばいいのか、どこに行けばいいのか、はたまたその資金繰りをどうすればいいのかと悩むほど今回は休みに入る事前まで予定を組んでいなかった。

高速道路は長蛇の列で数十キロの混雑。遊園地やショッピングモールは人・ひと・ヒト。

いつも思うが、こんな休み前には行き先を慎重に決めないと、結局混雑の中を過ごすことになる。

きっと休み明けに充実してそうな人たちに共通する点は、休み前から計画をたててその通り実行できた人であろう。

夢を叶える人も同じで、将来の目的地がはっきりしていて、そこにいくまでの最短距離と最短でいける手段を検討し、それを実行した人だと思う。

目的地が決まると自然に自分の頭の中でアンテナがはられ、必要な情報が効果的に目や耳にはいってくることになる。

情報にはいくつかの役割があると思うが、まず日頃の生活では不安を解消してくれる。

高速道路を走っていて目的地の出口の案内が事前にあれば、あとどのくらい走ればいいのか準備ができるから安心だ。

交差点に信号があるから、青なら止まらずに交差点を通過できるし、横に流れる車や人にぶつかることはない。

ある友人は天気予報は必ず週間でチェックし、外出のアポの日に雨マークがあるとキャンセルするという。

理由は足元が濡れるから。

これもひとつの目的を達成させるための情報収集だと思う。

成功本には必ず目標設定、ゴール設定を題材に書かれていて、あまりにも多いのでそれを批判する本まで出ているが、結局行き先がわからなければ、情報も集まらない。

今年も残り3カ月無駄に時間を過ごせない。

なんてことを感じたシルバーウィークだった。

Silver Condor - You Could Take My Heart Away

島田紳助の蓄財術 #1185

「疑問が湧いたことはノートに書き留め、専門家に聞いたりしてわかるまで勉強する。それらをすべてノートに書くんです。一問一答形式で見やすく整理して」

感動にはプロセスが必要だという島田紳助氏の稼ぎっぷりについて書かれた本から。

島田紳助はなぜ好きな事をして数十億円も稼ぐのか―蓄財術は島田紳助に学べ!島田紳助はなぜ好きな事をして数十億円も稼ぐのか―蓄財術は島田紳助に学べ!
著者:久留間 寛吉
販売元:あっぷる出版社
発売日:2007-05
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自分の税金は会社を作って節税する

会社の税金は不動産業を営んで節税する

普通の人は、どうやって稼ぐかだけを考えて、入ったら入った分消費してしまう。でも紳介氏は違って、収入と支出に注意を払い、個人と会社で二重の節税策を採っている。まさに見習うべき点。

18歳のときに30歳までにやるべきことをノートに書いたあんですよ。(中略)とにかく将来を見据え、細かく計画を立てて、実行に移していたようだ。


「うまくいかないときに他人や環境のせいにする人間は幸福にはなれません」
自分の娘がアメリカに留学する際に贈った言葉だそうだ。

芸能界と実業界で成功している理由には、いい人脈作り(人づきあい)であり、その中で良い情報が収集でき、学ぶ姿勢を崩してないことだと書かれている。

ちなみに島田紳助氏のお金儲けの最大の動機は将来への不安らしい。

テレビを見て笑ってストレス解消もいいが、何か新しい発見をしてやろうと思ってみるのも必要かも。

Joey Scarbury - Greatest American Hero "Believe It Or Not"
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強運者の行動パターン #1174

運のいい人たちが大切にしている言葉に「3つの感」があるという。

「感謝」‐自分の権利ばかりを主張する人には理解できないもの。自分でなく他人の人の間を行き来していくうちに大きなものに変わっていき、これが強運につながっていく。
小さい頃、親からよく言われた言葉が「親しき仲にも礼儀あり」。

親子の関係であっても感謝や挨拶をちゃんとしなさいと厳しくいわれた。

親しい関係になればなるほど、普段のやりとりが当たり前のように思ってしまいがち。

「感謝」は生活する上での潤滑油のように思う。

ひとつ歯車が少しずれると、ぎくしゃくするし、ひどい音をたてるもの。それを解消するのが潤滑油、「感謝」なんです。

運はつかめる! 上場2回、カリスマ経営者の「夢をかなえる習慣と法則」運はつかめる! 上場2回、カリスマ経営者の「夢をかなえる習慣と法則」
著者:南部 恵治
販売元:朝日新聞出版
発売日:2009-06-19
おすすめ度:4.5
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「感動」‐感動するかしないかは受け取る側の自由。無感動でも生活はできるし、感動しまくって生きていくこともできる。
理由はかかれていなかったが、同じ生きるなら感動しないと人間で生まれてきた意味がないということでしょう。

そして、
「感激」‐厳しさがあって初めて生まれる感情。本来は自ら勝ち取ったときにこみ上げてくる感情だが、強運の成功者は「努力の人」ではないので、ほかの人の成功に感情移入して「良かったね」と言うことでより多くの「感激」を味わうのではないかと思う。
著者はすでに成功した人だからきっとこういう発言になっていると思うが、違う言い方をすれば心が激しく揺れる様であり、期待以上の嬉しさや感動があったときの表現だと思う。

つまりは、感動以上の体験を増やすことが人生の強運を導くのかと解釈した。

この3つの感、「感謝」「感動」「感激」にプラスして、「社会貢献」を念頭に置いていれば、物事の判断を大きく間違ったり、惑わされたり、流されたりこすることはないと著者は語る。

Electric Light orchestra - Can't Get It Out Of My Head

宝地図 #1085

ダイビングでハワイにいた頃、ちょっとあこがれていた仕事がありました。それは海のトレジャー・ハンティングです。難破船の財宝探しです。

有名なところで言うと、メル・フィッシャーです。
http://www.melfisher.com/

数百年前に残されたリポートをたよりに、カリフォルニアからフロリダに引越し、借金して専用の船を購入し、家族と一緒に10何年間も海に潜り続け、見事、スペインの難破船から財宝を得たという人です。

毎日海に潜っていた頃、このメル・フィッシャーの話を耳にして、本気でチャンスあれば自分もやりたいと思ったときがありました。ただ、こんなメル・フィッシャーのような人は稀です。

と、ここで普通なら諦めますが、もし自分で描ける宝の地図があれば、目的地に辿り着くことは、比較できないくらい簡単なのかもしれません。

今日紹介する本は、それが人生の宝地図というものです。
ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術
著者:望月 俊孝
販売元:ゴマブックス
発売日:2005-09-17
おすすめ度:4.5
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<夢実現のサイクル>
・夢を持てば、心が変わる。
・心が変わり、具体的な一方が明確になれば、行動が変わる。
・行動が変わり、成果が確認できれば、習慣が変わる。
・習慣が変われば、環境が変わり、世界が変わり、夢が叶う。
・世界が変わり、夢が叶えれば、次のグレードアップした夢に変わる。
このサイクルにつなげていくために宝地図を作ろうということです。

これと同じようなことを実践して今や著名人になった友人がいるので、無視できない内容の本です。

Airplay - Nothin' you can do about it

実は自分で蒔いた種なんですよ #105

今日も不況のニュースとして、失業率悪化5.0%、求人倍率は過去最低0.46倍などという記事が出ていた。

仕事が見つからないと、就職活動中の面談で、その仕事や会社には関係なく、「何でもします」、「残業もいくらでもします」、「自分は誰とでも協調できます」なんてことをいってしまう。

人間は忘れる動物とはよく言ったもので、仕事が決まり、入社してしばらくたつと、「こんな安月給じゃできない」、「なんでこんな仕事しなきゃぁダメなんだ」、「評価さえよければいいんだよ」、「上司や同僚が悪い」などと入社前の謙虚で感謝の気持ちを失っている人がいる。

えっ、それって自分のこと?と思った人はこの本を読むことをお勧めします。実はわたしがそうでした。

仕事と幸福、そして人生について仕事と幸福、そして人生について
著者:ジョシュア・ハルバースタム
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-02-18
おすすめ度:4.5
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この本の中から、
自分の選らんだ職業は、運命が定めたものではない。自分で選んだものだ。
今はある自分は、ほかの誰かによってつくられたのではなく、すべて自分自身が作ったもので、すべて自分に責任があるのです。
報酬や罰が動機になって何かをするよりも、行動力そのものが動機であるほうが、やりたいという気持ちが強く、しかも長続きすることがわかった。
人によっては、与えられることが好きな人(あるいは、そういうことに慣らされてしまった人)もいるが、みんな基本的に、自由になりたい、好きなことをやりたいと思っている筈。でも、これがなかなか出来ない。だからどうすれば好きなことが出来るのかというノウハウばかりを追いかけしまう。でも、本当はノウハウじゃなく、まずは動いて見つけるしか術はないのでしょう。
キャリアプランを立てるときに、無意識のうちにあきらめたときの言い訳をあらかじめ用意するような行為に走らないこと。
回りの色んな人を見ると、自分では多分出来ないと言ったひとは、本当にその通り出来てないことに気づかされます。でも、理由はないけど何だか出来る自信があるといってた人は、本当にうまくいってる。口から発した言葉を、脳が捉えて、全身の細胞に伝えていくしくみが人間の体にはあるようだ。

この先、年金も支払われなくなり、健康保険も高額にかけさせられる時代を迎える可能性が充分にある。

そうなると老後ではなく、体と気持ちが自由にコントロールできる時に将来の環境を準備する必要があるのでしょう。

本当にこれだと思える仕事に出会えてずっと出来ている人ほど幸せなことはない。

Little River Band- Take It Easy On Me

稼ぐことしか考えてませんか! #1025

書籍やネット・携帯上では、お金を稼ぐ内容のものが無数にあります。多くの人は、今より収入を上げたいと思い仕事をしていると思います。

これまでよりももっと収入が増えたら、いい洋服、いい時計が買える、あるいは広い家に住めるとか、増えた分を生活の向上にと使ってしまうのはありがちなことではないでしょうか。

実は私もそのうちの一人でした。会社のオフィスに缶詰状態で仕事をしていたときにお金を使う時間すらなく、気がついたら給与も上がってくれていて、いつのまにかお金が溜まっていたときです。(聞こえはいいのですが、当時は必死でした。)

ようやく仕事が落ち着いたときに、お金を使わないと損だとばかりに使い込んだことがありました。もっと広くて綺麗なところに住みたいということで引越しし、外出するにはクルマが必要だと新車の外車もキャッシュで購入、食事はほとんど外食、その後も、貯えることよりも使い切るような生活が続きました。それから数年し、もっと身になるものに使えばよかったと思った時には、ことすでにおそし。また1からのスタートでした。いわゆる、これぞ無駄遣いという実体験をしてしまったのです。

今でもよくある無駄遣いは、スーパーへ買い物に行って、「本日限りのセール」などという広告を目にすると、条件反射的に思わず買ってしまう人は多いと思います。家に持ち帰って、買ったはいいが、結局食べないまま冷蔵庫にいれて、気がつけば、賞味期限切れでそのままゴミ箱に捨ててしまったという経験はないでしょうか。食べ物だけに限らず、洋服や日常品も同じですね。

お金の使い方を、投資・消費・浪費とことに意識すれば、お金の維持管理方法も変わっていくと思う今日この頃です。
投資:買ったものが、払った額以上の価値があることをいう。
消費:買ったものが、払った額と同じ価値のあることをいう。
浪費:買ったものが、払った額以下の価値しかないことをいう。
投資、消費、浪費の違いをみつけて、できるだけ浪費をなくし、単なる消費から投資に変えていけば、お金は自然に溜まってきます。ここではお金の話ですが、時間や知識もそうだと思います。

今日紹介する本は、そんなことがお金について書かれている実用書です。数時間で読める本ですが、この本が浪費か消費か或いは投資になるか、読んだ人の感性と実行力によって価値は変わってくるでしょう。
お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」
お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」
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Cecilio & Kapono - Goodtimes Together

絶対肯定 #1014

「元気があれば何でもできる」とはアントニオ猪木氏の言葉ですが、「できると思えばなんでもできる」というのが米国第一位の保有契約高を誇るメットライフ生命(日本では三井住友海上メットライフ生命)の世界中の保険営業職の連続セールス記録を作り、部下の90%を高額所得者にさせたという韓国の元職業軍人、キム・ソンファン氏の言葉です。

今日はそのソンファン氏が綴った、金なし、コネなし、経験なしでも「絶対肯定」という信念さえあれば、夢を達成できるという内容の本から。
絶対肯定―成功をつかむ人のマインド
絶対肯定―成功をつかむ人のマインド
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答えはシンプル。否定すれば不可能だし、肯定すれば可能となる。心の持ちようで人生は大きく変わってくる。
そうなんです、すべては心の持ちようなんです。そのためには次の言葉を肝を銘じていると何とか苦境も乗り越えるのかも。

成功は農業の収穫と同じ。
<三つの法則>
1.植えたとおりに収穫すること。
  すべての収穫は、蒔いた種しだい。
  成功するには肯定の種をまくこと。
2.植えたもの異常に収穫すること。
  一袋の種で倉をいっぱいにすることだってできる。
  肯定の種を蒔けば、その何倍もの成功が得られる。
  逆に否定の種を蒔くと、何倍もの破壊的な失敗がそこから生じる。
3.種を植えてから収穫するのに時間がかかること。
  どんな種も一晩では育たない。
  農夫は春に植えて秋に収穫する。
  その間の夏に訪れる旱魃(かんばつ)や洪水に耐え抜く。
  ほかにも数多くの苦労を経験する。
  こうした収穫に至るまでの困難に打ち勝ってこそ、
  ビジネスでも成功できる。
家庭菜園をやり始めてから同じようなことを考えていたので共感です。
時間を節約するコツ
1.問題を単純化する。
2.無用の心配をしない。
3.記憶に頼らない。
4.優先順位をつける。
これまでにも時間について書いてきましたが、限りある時間の大切さがわかれば、あとはいかに有効に使うか。今日から上のコツを意識するだけでも生活に変化が起こるかも。
自分の身体を資産鑑定する。1億円の家は大事にするのに1億円の価値を持つ体を粗末に扱う・・・
月40万円稼ぐ人の体の値段は1億円です。銀行に1億円預金しておくと、利息が月40万円つくからという試算からです。大抵の人は病気やケガになってはじめて体が一番大切だということに気づきます。中には仕事が一番と思って、頑張ったあげくに体調を崩したり、精神面のストレスで病気になる人もいますが、長い目でみれば、もっと自分の体という資産管理も必要ではないでしょうか。

England Dan & John Ford Coley - I'd really love to see you

人生の質を高める時間術 #984

仕事で成果を上げられても、私生活は食べて寝るだけ・・・・・。そんな日々の積み重ねの人生で、本当に幸福になれるのでしょうか。

人生の質を高める時間術 (生活人新書)
人生の質を高める時間術

フラフラ社員は「時間の効率(量)」だけを目標にする
ハツラツ社員は「時間の効果(質)」も大切にする。

フラフラ社員は「仕事の成果」ばかりを気にする
ハツラツ社員は「私生活の充実」にも気を配る。

人生限りある時間をいかに有効に使うべきか考えるとハツラツ社員にならないと!

「羊はよい草を食べなければよいミルクが出ない」

人はなぜか他人の不幸な話が大好き。ネガティブな情報ばかり頭にいれていても、出て行くものはネガティブなものにしかならない!


人を磨く「4つの異」
 一、異なる場所に出向く
 二、異質な人と出会う
 三、異質な体験をする
 四、異なる見方をする

でも負になる異では磨けるのではなく壊れてしまう。

Swing Out Sister - Something Every Day (2008)

人に振りまわされずに生きる #964

人に振りまわされずに生きる13の法則―新・自己中心主義のすすめ
人に振りまわされずに生きる13の法則―新・自己中心主義のすすめ
“他の人にばかり気をつかうのが嫌になった人、そして、成功するために危険を冒すことができない人に贈る、自分が変わる自己啓発書の決定版。”

人生で成功するための7つのポイント
1.思い込みを捨てる
2.自信を持つ
3.モラルを打ち破る
4.罪悪感を捨てる
5.不安に打ち克つ
6.想像力を高める
7.常識を打ち破る
成功とは何という問いはさておき、いかに固定概念を取り除いて、ポジティブに新しい発想で生きられるか、当たり前のことで、とても大切なことだと思う。

人生の目標を実現できない5つの理由
1.「自分には無限の可能性がある」ことを疑ってしまう
2.他人の目を気にしてしまう
3.他人の非難を恐れてしまう
4.他人の言葉を鵜呑みにしてしまう
5.「自分が何もしなくても、物事はうまく進んでいく」と考えてしまう。
何だか学校で教えられることはすべて当てはめられるのかもしれない。でも冷静に考えると学校はあくまでも集団生活を学ぶところだから仕方ないのかもしれない。

人に振りまわされず生きる13の法則
法則1.「今」を生きる
法則2.無理はしない
法則3.自分の潜在能力に目覚める
法則4.罪の意識を捨てる
法則5.精神を集中する
法則6.無心になる
法則7.他人のことを気にしない
法則8.不安や恐れを抱かない
法則9.自分にとって何が大事かを決める
法則10. チャンスが来るまで動かない
法則11.人生の方向をはっきり転換させる
法則12.先入観を持たない
法則13.大きな人生計画を立て、着実に実行する
真面目な人にとってこれらの法則はとても難しいようで、事実、思い当たる人にこの話をしたら、わかっているけどできないと即答だった。

ちなみにこの本の原書は珍しくドイツのものです。

UFO - Only You Can Rock Me

意識が変わる、習慣が変わる、そして顔つきが変わる物語 File#925

人生の成功者として生活を送っていた辣腕弁護士が、あることをきっかけにすべてをすててチベットに・・・生きるための7つの教えを伝える本。人生の質がこれで劇的に向上する。
意識が変わる物語 心のカップを空にせよ!
意識が変わる物語 心のカップを空にせよ!

この本からいくつかピックアップしました。
「賢人たちの教えでは人間は平均的な一日に、およそ6万回もいろいろなことを考えるそうだ。だが、もっと驚いたのは、そういった考えの95%は、きのう考えたことと同じなのさ!」
じゃぁ、あんまり考えないほうがいいのかも。特に悩み事は。

心というのは、体のほかの筋肉ととてもよく似ているんだ。使わなければ、衰える。
弱ってきたからといって足腰をつかわなくなること。もうたくさん勉強したから頭を使うことをしない思うこと。折角海外生活をしていたのに語学は使わないからといって勉強しない人。やっぱり大切にしていたいものは使わないともったいない!

手っ取り早い方法は効果ない。長続きする内なる変化を手に入れるには、時間と努力が必要なんだ。持続性こそが変化を生む。
筋肉を鍛えることと同じだ!

「寝る前の10分と起きてのすぐの10分は、きみの潜在意識に深い影響を与える。」「なんでも21日間つづけてやれば、それは習慣になる。」
習慣が人生を変える(寝る前30分) File#78
一生懸命だけでいいのでしょうか File#77 と同じことが書かれていた。

カップが満ち溢れていたら、新しい知識なんて入らない!

今の生活パターンを変えたい人、心にゆとりを持ちたい人、人生を大切にしたい人にはぜひ一読されることをお勧めします。

Asia- Heat Of The Moment

日記の効用 File#863

2009年最初の更新です。今年もどうぞ宜しくお願いします。

今年の第一弾は夢をかなえる9マス日記 日記と手帳のツインエンジンで夢実現を加速せよ

夢をかなえる9マス日記 日記と手帳のツインエンジンで夢実現を加速せよ


夢をもっている人が利用するといいかもしれない日記の書き方を紹介した本です。人間関係に悩んでいる人は、自分の夢に思いいれが少ない人かもしれないと著者は言う。
普段から夢を意識した生活を送ってないから些細な出来事で意識がブレる。
 トップレベルのアスリート達がストイックな理由がわかる。結局人が何言おうと自分の目指す道を歩むべし。
人間は一番多く浴びた言葉によって自分自身を作る。
 自分自身でも言葉をかけられる。
今日何をしたかと問い掛けを浴びていれば、その積み重ねがその人の人生を作る。
 航海に出れば自分の位置がわからないと漂流になってしまう。
自分との約束を守れる人は、人生の成功者になれる可能性がある。
 諦めない限り失敗ではない。
パニックになったら、まずはやるべきことを書き出す。
 スキューバダイビングの講習でも教えられること。パニックになったら止まって落ち着いて考えて行動する。
「とりあえず」病にかかってないか、自分の人生を台無しにすることがないようする。
 居酒屋で取りあえずビールと口ばしってしまうのはやめよう。
ストレスの80%は「漠然とした不安」が原因。
 身に覚えがある。気をつけよう。
不安は体につきすぎた「体脂肪」のようなもの。
 太る原因になるものは口にしない。不安も口にしない。もし口にしたら溜めないで消化しよう。

マトリックスのメモ方法は発想を豊かにさせてくれるツールなのでお勧めです。

9マス思考は以前に違う本でも紹介しました。興味あるかたはどうぞ。9マス思考で夢をかなえる File#76

今日は、1/8(木) 〜 1/13(火)ビルボードライブに出演中の
Chaka Khan - Through The Fire をどうぞ。

習慣が人生を変える(寝る前30分) File#785

crop
思いの種を蒔き、行動を刈り取り、
行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、
人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。
習慣がどれだけ重要な役割を果たしているか端的に言い表した言葉です。

前回紹介した本は、「寝る前30分」の習慣を変えれば、睡眠をまったく違うものに変えることができて一日を変えることができるというのです。今日はその続き。
before going to bed
睡眠は、
休息ではなく、脳の“準備運動”であり、1日の終わりに睡眠という休息があるのではなく、新しい1日のスタートラインに睡眠という脳の準備期間である。

いい朝を迎えたければ、いい睡眠をとらなければならない。いい睡眠をとるためには、「寝る前30分」の習慣を変えなければならない。

「寝る前30分」に脳にいい情報を送り込んでやれば、記憶は強化されるし、「ひらめき」も降りてくる。

そして素晴らしい朝を迎えて、充実した1日を過ごすことができる。
なんともその通りだと思います。特に二日酔いで朝起きたときは睡眠不足とやる気モードにスイッチが入らない経験は誰しも一度や二度はあるものです。

ここで重要なことは、睡眠は一日の始まりという考え方です。一日の終わりだと考えるとマラソンでゴールについた瞬間の脱力感や喪失感みたいなものが生まれがちだと思うのですが、一日の始まりとなれば逆にこれから走るぞと思う気構えがうまれ、前向きになれるのではないでしょうか。

おまけに、睡眠を準備時間と考えれば朝起きてからの30分はまさにスタートダッシュ。このタイミングでいいイメージが出来れば一日はまさに順風満帆。気持ちよい朝を迎えるというのは睡眠、つまり準備がうまくいったことを指すのだと思います。

「はじめが肝心」とはよくいったもので、一日をこういう風に考えると毎日の睡眠を大切にしたいものです。運を育てるには寝る前30分がヒントかもしれません。

寝る前30分と朝起きて30分に種まきの習慣についての具体的な方法はぜひ本書を参考にしてください。

一生懸命だけでいいのでしょうか File#77


今日の曲はちょっと世代別でピックアップしてみました。聞き比べしてみてください。
Kid Rock - All Summer Long


Warren Zevon - Werewolves of London

先を見て『福を仕込む』 File#705

今日の本は、運命の開き方から努力の仕方、集中力の鍛え方、精神の高め方まで、人間が幸せに生きるためのヒントを明治文学の一時代を築いた幸田露伴が『努力論』に書き、それを分かりやすく渡辺昇一氏が現代語訳にした書。

doryoku


小さな努力で大きく報われる法―幸田露伴の人生哲学名著「努力論」からの一文を紹介します。
米を得たいと思えば稲の苗を植えるしかない。

ブドウが欲しければブドウの木を植えるしかない。

これと同じ道理で、福を得るためには福を植えるしかないのである。

ところが実際には、福を植えることを回りくどいと考え、遠回りであると考える人が多いのは残念でならない。

(中略)

渇いた人に一杯の水を与えるぐらいのことは、どんな微力の人にだってできる。

飢えた人に一椀の飯を振る舞うぐらいのことは、どんな貧乏人だってできる。

それを、こんなちっぽけな行為に何の価値があろうかといって実行しない人がいる。

これは明らかに考え違いで、一粒の種子が巨木に育つことが理解できれば、些細なことが必ずしも些細なことで終わらないと理解できるはずである。
幸田露伴は百年に一度しか出ない頭脳を持つ文学者と呼ばれた。他の文豪とは違い、いわゆる高等教育を受けてなく、世に出るために相当な努力をしたそうです。色んな角度でまとめられたこの本には、時代が変わっても通じる含蓄のある内容ばかり。どのページを読んでもなるほどと思えます。この秋の読書にお勧めです。

今日の曲は、幸田露伴の時代と比較して聞くとまた違う歌詞に聞こえるかもしれません。満たされた時代に生きる者にも悩みがあるってことでしょうか。刹那的に生きてるからなんでしょうかね。

BENNIE K - モノクローム

21日間で変わる File#695

秋と言えば、「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」なんていいますが、『21日間で変わる』と聞くと、思わず、体重何キロ減りますとか、ウェストが何センチ痩せるか、って敏感に反応してしまう最近ですが、今日はちょっと違うものが変わることを紹介します。

File#68で、愚痴る人、文句をいう人に会うと、逆にエネルギーを吸い取られるように感じると書いたのですが、アメリカでそんな不満を言う人たち向けにユニークな取り組みをしている話があるので紹介します。

will bowen著者ウィル・ボウエンは不平不満を言わないようになれば、きっと良いことが訪れるだろうということで、そのきっかけ作りに紫色のブレスレットを配りだしました。

方法は簡単。不平不満を口にしていることに気づいたら、ブレスレットをもう一方の手にはめ換えて、自分の行動をウォッチし、21日間はめ換えずにいられた時には必ず大きな変化が起こるというもの。

無料でこのブレスレットを配布しているので興味ある方は、http://www.acomplaintfreeworld.org/にアクセスしてみてください。


ちょっと疑問に思ったのですが、どうして21日間不平不満を口にしなくなれば変化が現れるのかというと、本文にはこんな説明がありました。
「鶏の卵は、孵化するのに21日かかる。人間が新しい行動を習慣にするにも、やはり21日間かかるのだそうだ。」
この日数が科学的なものかどうかわかりませんが、人間の皮膚は3ヶ月で入れ替わるといいます。そういう期間に良いインプットとアウトプットができれば脳や心理もよくなっていくのではないでしょうか。

そういえば、『生物と無生物のあいだ』にもこんな面白いことが書いてありました。
よく私たちはしばしば知人と久闊(きゅうかつ)を叙するとき、「尾変わるありませんかね」などと挨拶を交わすが、半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子のレベルでは我々はすっかりいれかわっているて、お変わりありまくりなのである。かつてあなたの一部であった原始や分子はもうすでにあたなの内部には存在しなし。
この話からすると表面的には人間は変わっているのですが、気持ちや心は自ら変えるようにしないと変わらないということになります。


再び『もう、不満は言わない』の中から、
そもそも不平不満とは、悲しみや苦痛や満たされない思いを表現することなのです。
仕事がきつい、病気がなおならないなどと弱音を吐くのも他人の同情をひこうという感情からくるものですが、それが本当でなくてもそうなっていくのは自己暗示にほかならないです。口から出た言葉は、自分の耳も聴いているのですが、なぜか自分が不平不満を言っていることには気がつきません。口臭と同じで、人の口から出たものだけがわかるのです。
psychosomatic(心身症)という言葉は、psyche(精神)とsoma(体)からできています。体と精神の間には深いつながりがあります。
子供が風邪を引いているときに薬局でもらった風邪薬の容器にぶどうジュースをいれて、これ飲めば風邪なんか一発で治るよといって飲ませれば本当に効いたりするのはプラシーボ効果ともいいますが、気持ちが変われば効果・結果も変わるのです。

口にする不平不満が減れば、心の中で生まれる不平不満は自然に減っていくと言います。自分は不平不満は言わないと思っていても、思わず口走っていることがあります。自分の発している言葉に意識すればわかります。言わないようにしているだけでも毎日がポジティブな気分にさせてくれます。良い運を育てるにはまずは良い習慣からです。

今日の曲は、Todd Rundgren - Couldn't I Just Tell You

毎朝1分で人生は変わる File#655

今日の曲は、小林香織 - Nothing gonna change my love for you


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将来の目標を設定し、そのための計画を立て、高いモチベーションで計画を実行し、目標をスムーズに達成してしまうことはそんなに簡単なことではありません。

でも、ちょっとしたアクションでやる気が出て、さらなるアクションをおこすことで、新たなビジョンが生まれて、またそのためのさらなるアクションに移すというようなポジティブなサイクルが生まれるのは事実です。ちょうど自転車のように。

それで今日紹介するのが、毎朝1分で人生は変わるという本です。

一つの新しい出会いがあれば、何か一つ新しい行動をする。
人と出会いがあって、こんな映画を観たという話題になれば、その映画を観てみる。名刺を交換したら、その日のうちにメールを出す。その日にできなかったら、名詞ホルダーに入れる前に必ずメールを出す。etc.
一冊一行動
一冊の本で3つポイントをおさえて、「読んだあとにはひとつだけ具体的な行動を起こそう」と意識しながら読む。一冊読んで知識を10個得ながら、行動はゼロだったというよりも、知識1個、あるいは知識ゼロであっても、そこから行動をひとつでも起こせることのほうが重要だ。
毎日一つ捨てる
捨てることで新しいモノがはいってくる。
準備ができていなてなくても着手
新しいことをはじめるチャンスがやってきたときは手を挙げる!チャンスを逃さない。自信がなくてもチャンスが来れば、それは出来るから来たチャンスなのだ。
ゴールが決まれば走りきる
走っているときにこけてしまった。その原因を確かめることはするが、立ち止まってこけた原因ばかり考えることはしない。とにかくゴールめがけて走る。ロジカルに問題の本質を突き詰めることは大切だが、問題ばかり見つめすぎるとゴールを見失ってしまう。
日記のススメ
日記でプロセスを振り返ることができる。プロセスは反省、結果は肯定する。

参考お勧め本:人生に成功をもたらす日記の魔術

内観道場
人から与えられたものに気付けば、人に、感謝できる。人に感謝できる日々、人に感謝できる人生のほうが、そうでない日々や人生よりずっと豊かになる。

参考URL:http://www.naikan.com/japanese/japanese.htm
朝、起きてからの一分間
薬を飲むのにかかる時間は一分でも、効き目は一日続くのと同じ。朝の一分間をかえれば、一日が変わる。良好な一日を積み重ねていけば、あなたの人生は変わる。

マーケティング関連お勧め本:マルコム・グラッドウェルの
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
そして

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

「いただきます」を忘れた日本人 File#633

モンスターペアレントという言葉があります。自分の子に関する「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を教師や他の親御に対して突きつける保護者のことをさすそうですが、先週読んだ本にはこんな話がありました。
食事の際に「いただきます」を言う家庭が少なくなっています。
(中略、以下・・・)
「給食のときは、『いただきます』を言ってから食べましょう」と家庭に申し送りをしたところ、児童の親からクレームが上がりました。
・・・
「給食費を払っているのに、『いただきます』と言わせるとはなにごとか」
「そんな失礼なことを、うちの子に言わせないでください」
・・・
人からものを受けとる際に「いただきます」とお礼を言います。そういった習慣から、「いただきます」を無料で何かもらったお礼とおもってしまったのでしょうか。
・・・
「いただきます」には、すべての食材には生命があり、その命をいただいて、「生かせていただいています」という意味があるといわれます。
・・・
食膳に、神様に感謝の祈りをする文化は外国にも多々ありますが、外国語で「いただきます」にぴったりとあてはまることばは見当たりません。
飽食の時代といわれてから何年か経ちますが、以前Blogに書いた不都合な真実で語られるように地球温暖化が進み、食料難の時代が来るまで、与えられる食べ物に感謝できない人が日本中に増殖していくのでしょうか。これも一つの不都合な真実かもしれないです。

料理や食材を“もの”扱いせず、いのちの分け合いという共通意識を重んじ、感謝の対象にする日本語の文化。大切にしたいものです。

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今日の話は、「いただきます」を忘れた日本人 食べ方が磨く品性 からでした。



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今日の曲は、Crosby, Stills, and Nash - Our House

継続と量質転化 File #615

これまで「運を育てる、夢を叶える」に関係した記事や書籍をピックアップしてきましたが、最近少し見えてきたことがあります。

それは継続です。『継続は力なり』といいますが、『継続』を形容詞として拾ってみると、習慣(仕事・生活・日記・運転)、ビジネス(契約・勤務・セールス・マーケティング・研究)、体力つくり(トレーニング・ジョギング・水泳・筋トレ)、学習(読書・語学・作文・スピーチ・人に教える)などたくさんあります。

『継続』により、鍛えられたり、習慣が身に付いたり、無意識にできるようになったりします。物事を継続するということを言い換えると、ある物事について回数や時間を重ねるということになります。

量質転換という言葉があります。例えば、
水を加熱し、どんどん温めていくとします。時間とともに温度が上昇し熱くなってはいきますが、当面「液体」であることにかわりありません。ところが、その温度が100度を超えると、水は一気に水蒸気になってしまいます。つまり、「液体」から「気体」へと「質」的な変化が起きる。温度が上昇していくという「量」の変化を引き起こしたのです。これを「量から質への転化」といいます。
物事の変化はこんな風に進化していくのです。たしかに「変化」って本当にそんなもんだと思います。

今日は局地的に集中豪雨ということで、土砂災害や洪水に気をつけるようにと気象庁から注意が促されています。山で雨が継続に降り続けると何にもなかったところに一筋の川ができて、更に大雨が続くと土砂が崩れるといったことです。

人も同じように、なんらかの継続があって変化があると思います。変化には良いこともあり悪いこともあります。何かと同じだと思ったら、運です。運もすぐには現れません。量から質への転化というのも一つの考えです。

読書が「技」として質的な変化を起こすのが、およそ百冊単位だからだ。もちろん一冊一冊で読書力には変化が起こる。しかし、大きな観点から見たときに、質的な違いがはっきりと表れる冊数となると、十冊二十冊ではなく、百冊ということになる。「技」になるポイントというものがある。習慣となり、それをすることが当たり前になるポイントである。あるいは、常にミスすることなく、的確にコンスタントな読み方があできるというレベルでもある。
読書力からの引用。
なので、ブログも百回書けば何か変化が起こることを期待していつも書いています。

文化勲章を受賞した故岡潔博士の話。
種子を土にまけば、生えるまでに時間が必要であるように、また結晶作用にも一定の条件で放置することが必要であるように、成熟の準備ができてから、かなりの時間をおかなければ立派に成熟することはできないのだと思う。だから、もうやり方がなくなったからといってやめてはいけないので、意識の下層にかくれたものが徐々に成熟して表層にあらわれるのを待たなければならない。そして表層に出てきたときにはもう自然に問題は解決している。
これは継続して問題を考え続けた末に起こったことの話しだそうです。つまりは継続することで潜在意識が表に出てきた結果です。次回はその潜在意識について書きたいと思います。

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今日の曲は、Allan Holdsworth - The Things You See


Basement Jaxx - Jus 1 Kis

幸運を招く生き方 - プラス1  File#505

たった一つでいいから、プラスを取り入れることを習慣にすると、きっと大きな実を結ぶときがくるでしょう。 コンサルタントの笠松勝利氏がこういうことを書かれているので紹介します。
1.もう一分早起きするようにしよう。早起きは1000円の得と思ってもよい。成功する人は皆早起きである。
2.一日一回「ありがとう」という言葉をおおくしてみよう。
3.一日一回、笑顔を多くしてみよう。
4.一日に一回、人に対して親切を多くしよう。登り坂で人に親切にしておくと、下り坂になったときに親切にしてもらえるから。
5.欲しいものがあっても、もう一回我慢してみよう。
6.買いたいものがあっても、もう一日だけ我慢してみよう。
7.人に道をゆずる回数をもう一回多くしてみよう。そうすると、さらに心にゆとりが生まれるから。
8.もう一回考えてみよう、きっといい考えが浮かんでくるはずだ。
9.もう一回やってみよう、きっとうまくいくはずだ。
10.一ヶ月にもう一冊、本を読むようにしよう。一年に十二冊も多くなるのだから。
11.おじぎの角度をもう一度低くしてみよう。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というが、「頭を垂れることによって実る稲穂かな」もありうる。
12.手紙をもう一通かくようにしよう。みんなが手紙を書くのは苦手だから。
13.もう一枚、書中見舞と年賀状をふやしてみよう。思わぬときに役に立つかもしれないから。
14.一日に一分でも歩く時間を増やしてみよう。体の衰えは足からくるのだから。
15.未来のために、一つでいいから、毎日考えてみよう。未来のために考えた時間だけ、考えた回数だけ、実行した中身だけ未来が豊かになるから。
16.味方を一人でも多くするように努力してみよう。味方は、将来のいつの日か力をさしのべてくれるが、敵をつくれば、いざという時に足をひっぱられるから。
ということで、今日のお勧めの本は、 眼からウロコが落ちる本―固定観念を打破し、新しい自分を創るヒント

時間の使い方 File#365


あるオフィスでの会話。
A:「何だか頭がボーっとしてスッキリしないよ」
B:「寝てないんじゃない?」

A:「仕事がたくさんあり過ぎて、昨日もタクシー帰り」
 「こんなに仕事があると何から手を付けたらいいかわからない」
B:「何か手伝おうか?」

A:「手伝ってもらいたいけど、教えるのに時間がかるからいいよ」
B:「じゃ、また出来ることあったら言って」
A:「ありがとう、(欠伸しながら)ふぁ〜あ〜」

  栄養ドリンクを飲んで

A:「これ飲むと一瞬頭がすっきりするんだなぁ」
B:「ところで昨日も飲みに行ったの?」
A:「付き合いでね。でも戻ってきてちゃんと出来るだけ仕事やったよ」

A:「最近は本当ジムも行けてないし、何かその、メタボになりつつある」
B:「そればっかりは手伝えないなぁ」
ここ数年、「脳」について書かれた本がたくさん出ていますが、多かれ少なかれ脳を活性化するためにはまず睡眠の必要性が書かれています。しかし、早く寝て出来るだけ疲れを癒そうと意図的に思うときは、本当に体調がすぐれない時ぐらいにしか実行できないような気がします。

それどころか、目の前にあるたくさんの仕事を片付けるためや、付き合いを優先することを優先するばかりに睡眠時間を割いている人がほとんどです。正直自分もそうでした。いま考えてみると、そのころは時間の「使い方」と「その目的」を考えたことがなかったからです。時間はいくらだってあるとそんなことを思ってました。

『時は金なり』といいますが、時間の使い方とお金の使い方も似ているかもしれません。例えば、親から小遣いとしてもらったお金と、社会人になってから自分で得たお金、もう一つは家庭が出来て家族を養う必要がある場合に得たお金の「使い方」や「その使う目的」は明らかに違います。

これと同じことが言えるかもしれません。独身だから少々徹夜残業が増えても構わない。若いから無理ができる、徹夜してるから人よりも働いていると思う。特に病気もしてないから健康は気にしなくてもいい。ほぼ毎日飲みにいってるから何だか飲まないと気がすまない。仕事は自分でやった方が責任感があるように見られる。周りから、「あいつはよく仕事してる」と思ってもらえる。などなど、ある意味、自ら理由を作って、自分の悪習慣を都合のよい解釈/満足/完結しているケースが多いのかと思うのです。

元マクドナルド社員で食品コンサルタントのジーン中園氏が、時間について面白いたとえをしています。
電動鉛筆削り器に鉛筆をいれて、手ゆるめずにいると、中に張った鉛筆は、その力に押されてどんどんと削られれて、最後にはなくなってしまう。
(中略)
これは鉛筆の例だが、日々過ごす時間も同じことが言える。有限の長さの時間というものを、知らないうちにムダに削っていることにたとえられる。

これは、どうしてもやらなければならない、不可欠なことである。ところが、何も考えずに非生産的なことをやっていたとしたら、鉛筆をどんどんと削っている行動と大差ない。あなたの人生は、時間によって成立している。

もし時間というものがなければ、あなたの人生はない。

上の会話で、頭がボーっとしているのは明らかに寝不足で、その理由には、付き合い、仕事の抱え込み、エンドレスな残業、そして運動不足という悪循環な話しになっています。しかし、すべての原因は、時間の使い方とその目的、そして同じように生活習慣と仕事のやり方などを変えようとしていないところにあると思うのです。

人生一回きり、限られた時間、上手に使って脳内スッキリするためにも、時間に流される習慣を断ち切って時間をコントロールする習慣とテクニックを身につけたいものです。

今日の一冊は
「時間ビンボー」を脱出して、年収を10倍にする方法―タイム・イズ・マネーの錬金術
そして、今日の曲は
Ahmad Jamal Trio - Darn That Dream 1959でした。

未来のための時間の創造 File#23

人生とは、すなわち時間です。時間とは人生そのものです。時間を無駄にする人は、人生を無駄使いする人です。同じように、時間を会社の都合に合わせて決めている人は、自分の人生を会社に決めてもらっている人です。

===================================
● 1日に1分間自分の時間を作り出せれば、1年で365分つまり6時間の時間を有効的に作ったことになる。

● 1日に5分間自分の時間を作り出せれば、1年で1825分つまり30.4時間(約4日間*)の時間を有効的に使ったことになる。

● 1日に1時間自分の時間を作り出せれば、1年で365時間つまり45.6日*の時間を有効的に使ったことになる。
====================================
* 1日=8時間労働と計算。

これを見ると毎日の時間を過ごし方を真剣に考えてしまう。たった一時間を自分の時間を作るだけで1年間で1ヶ月以上を休暇をとったことに相当するのだから、何も考えずにテレビを見て時間を過ごすのがいいのか、何か趣味や読書に費やした方がいいのかは言うまでもありません。

いい運を育てるため、未来の自分のために、毎日のごくわずかな時間の過ごし方をぜひ工夫してみましょう。

今日のお勧め本は、
なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか?―成功者だけが知っている、時間とお金の極意

聞いたことは忘れる File#20

中国のことわざに
「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、したことは理解する」
というものがある。

クリエーターは創造する人でもあるが、想像する人でもある。

いかに想像力豊かでも、それが体験・形にしなければすべては机上の空論になる。

そんなことで「運を育てる」を実践してみたい。

野菜作りと同じで何事もやってみないとわからない。

今日のお勧めの曲は、
Louis Armstrong - La vie en rose

マイペースをハイペースにしてマイペース File#195

職場や学校の部活で「マイペースで仕事します」というとあまりいい意味で取られない。上司や先輩からすると、そんなことを言う部下や後輩に何を言ってるのかと言いたくなる。

しかし、マイペースを知ることで自分の一日の時間の費やし方がわかり、その中でどのように自分が注力したいことに対して集中できるか考えることにはなる。

例えば、
起床7:00
朝食開始7:30
朝食終了7:50
出勤・登校8:00

などというパターンを1週間くらい見ると大体の自分の生活のリズムが見えてくる。

それが分かればおしまいということではこのブログのテーマである「運を育てる」にならないので、次にこの自分のペースをハイペースに切り替えて行くことを試みてみる。

上の例でいうと、
起床6:50
朝食開始7:15
朝食終了7:30
出勤・登校8:00(ゴール)

家を出るまでに10分しか余裕がなかったところを朝10分早く起きて、一つ一つのアクションを早めることで30分の自分の余裕になった。つまりマイペースを知り、ハイペースに工夫することで自分の時間が生またことになる。

ここで1日ハイペースでやったから終わりというのでなく、この時間配分を意識して1週間続けてみる。ちょっとつらい。

それで1週間後、今度は時間を計らずにゴールの時間だけ計ってみるときっとハイペースにした時間配分がマイペースになっているでしょう。結果として、ハイペースがマイペースになった瞬間です。

わたしはマラソンやりますが、はじめはLSD(Long Slow Distance)という考えで、長くゆっくり距離を走るというやり方でトレーニングをはじめ、徐々に時間設定をしながら記録を伸ばすことを心構えています。

それと同じように生活の中でもマイペースをハイペースに切り替えることを始めると自分の生活の時間に余裕が生まれ、思考も行動にも余裕が生まれプラスの相乗効果が生まれることになるでしょう。つまり、この習慣が身に付けば、運を育てることに繋がるはずです。

最後に面白い話があります。

スポーツ心理学での実験です。ジムにあるぺダルこぎマシンを利用して、「マイペース」でこいでもらいます。そして充分に休憩してもらったあと、再度「マイペース」よりも遅めのペースでこいでもらいます。すると心拍数を計ると通常の「マイペース」時よりも遅めのペースにした時の方が心拍数が上がるという結果が出るのです。スピードをあげた時に心拍数が上がるというのは分かるのですが、遅くしても心拍数が上がるというのは非常に面白い結果です。そういう意味でも自分のペースとはとても大事なことなのです。

同じような事例は車の燃費効率でもいえます。同じ距離でも渋滞したところを(ゆっくり、何度もとまって)走る場合と高速でスムーズに(早く止まらずに)走った場合には高速で走った方が燃費はいいです。つまり同じ燃料で遠くに進むことができます。これは車が持つ本来の「マイペース」といえるのでしょう。

マイペースをハイペースに少し変えてマイペースを作る。

今日のお勧めの本は、ブレインハックス-人生を3倍楽しむ脳科学(マイコミ新書) (マイコミ新書)

上機嫌 File#185

今日は上機嫌になれる曲を選曲しました。

Average White Band - Let's Go Round Again

記憶に留めておきたい言葉集:
「志」という漢字は、心を+(プラス)に持っていくか、−(マイナス)にするのか、その組み合わせからできている。

エネルギーは思考から生まれてくる。思考は感情を、感情は肉体の反応をそのまま生み出す。

人生に成功している人は知能指数や学歴の程度が高いのではなく、「精神的態度指数」が高いのである。

「読んで終わり、ではなく必ず実践をお願いします。実践がなければ、決して向上には結びつきません。実践をお約束できる読者の方のみお読み頂ければと思います。」

難しいからやる勇気がないのではない。やる勇気がないから難しいのである。

一時間の幸福が欲しいなら昼寝しなさい。
一日の幸せが欲しいなら釣りに行きなさい。
一ヶ月の幸せが欲しいなら結婚しなさい。
一年の幸せが欲しいなら財産を相続しなさい。
一生の幸せが欲しいなら人を助けなさい。

人はいつも、自分がこうなったのは環境のせいだと言う。私は環境など信じない。世の中でやっていける人は、腰を上げて、自分の求める環境を探す。それが見つからないなら、自分で作るのだ。

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。


今日のお勧め本は、
成「幸」学 人生の「正面教師」たち

デザイン力 File#175

IT企業経営コンサルタントの梅田望夫氏と「声に出して読みたい日本語」などの著者で、多方面で活躍されている斉藤孝氏の対話本の中で「生活が作品」という箇所があります。

梅田氏は米国シリコンバレーに住んで日米間で仕事されている中で、「生活」という作品を作るために時間の使い方を大切にされ、斉藤氏は教育の現場の中で、3つの概念※を意識されているということです。

ビジョン: こんなふうになればいいなと心に描く映像
アイデア: それを実現するために作っていくアイデア
スタイル: ビジョンとアイデアを実現するプロセスのなかでの美意識


両方に共通するのはデザイン力なのでしょう。作品=デザインですから。ビジネスの世界でも、ハーバード大のRobert H. Hayes教授の言葉と合成すると、企業はむかし大量生産を目指し、最近まで価格で競争、今は品質、そしてこれからはデザイン。アップル社がiPodで見事にマイクロソフトとは違うポジショニングで成功しているのは、その一例でしょう。

ただ斉藤孝氏のいう3つの概念の最初のビジョンがなければ何もできないのは言うまでもないです。

正直なかなか自分の人生の明確なビジョンを描き保つことは容易なことではありません。わたしは紙に消してはまた書き直すようにこの歳までずるずるときてしまいました。気が付くと自分の周りで、明確なビジョンを描き、貫き通してきた友人たちは皆その通りの人生を送っています。

このビジョンつまり目標を具体的に描くことについては機会をあらためて書きますが、ビジョンができれば、時間を有効につかって、型に落としこみ、自分のスタイルに変えていくことで「生活が作品」ということを語れるようになるのでしょう。

良い生活デザインが良い運を育てるのは言うまでもないです。

生活デザインにおけるアイデア参考として、勝間和代氏が「効率が10倍アップする 新・知的生産術 −自分をグーグル化する方法 −」の中で色々なノウハウを紹介されています。

ということで今日のお勧め本は、
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

そうじ力 File#165

先日オフィスの引越しがあり、長年に渡って溜め込んでしまった書類や書籍を処分してみました。

何となく気分的にリフレッシュ、何か新しいことを始めたいという気分になり、家でも要らない物を捨てようと週末片付けを始めています。

以前買って積読になっていた本を読んでいたら面白いことが書かれていたので紹介します。
●トイレ:
あなたの周囲の人に対する感謝の気持ちが表れる場所。

●キッチン: 
おいしい料理は幸せに結びつき、愛情が表れる場所。

●洗面所: 
自分をリセットする場所。

●排水溝: 
家全体の気の流れを促す役割。精神状態の合わせ鏡。

●玄関: 
関所の役割。良い気をいれられるか悪い気をいれるか問う場所。

●リビング: 
家族の調和の場所。

●寝室: 
エネルギーを充電する場所。

●クローゼット: 
不安があるほどクローゼットは満杯。自信がない人ほど、大量に買い込んだり、ブランド品に頼る傾向がある。

●本棚: 
知的コンプレックスがある人ほど、本を溜め込む傾向がある。

●窓、ベランダ、庭: 
人との接触、縁、外部とエネルギーの交換場所。

これらの場所を清潔に整えられれば、運気が向上する。かもしれないと言うと、あいまいになるので言い切ります。言霊です。

これもマインドセットかもしれないのですが、掃除するとその気になってきました。

気になる部分があれば、是非お試しを!そして効果が出てきたら教えてください。

ということで今日のお勧め本は、
3日で運がよくなる「そうじ力」 (王様文庫)

畑も人生も種まきのあとが肝心 File#115

野菜作りは、蒔いた種を様々なプロセスを経て、予想以上にうまく沢山実ったり、大きく育ったり、味のしっかりした野菜になります。もちろん、逆も生じます。そのプロセスというのは、手間のかけ方や肥料の量であったり、そのシーズンの天候や気候の違いなどの様々な原因によって結果が変わります。

人の運も蒔いた種が様々なプロセスを得て育ち、自分のところに戻ってきます。良いことにしろ、悪いことにしろ自分の人生に起きてきたものが今の自分に起こる結果だと最近感じます。

種を蒔いて、充分な条件が揃って時間がたてば野菜は育ちます。人生も同じだと思います。例えば、世の中に何か良いことをすることは良い種を蒔いたことと言えます。しかしそのまま放っておいても何も育ちません。

そこで、他の人々との様々な関わりや時の流れで起こる出来事というの中でハッピーなプロセスが作用すると、ものすごく大きな収穫物(いい運)となって返ってくるのだと思います。

北海道の牧場での話しです。
 観光客「おいしい牛乳ってどんな牛乳ですか」
 牧場主「幸せな牛はおいしい牛乳をだしてくれますよ」
 多分、ここで言う幸せは乳搾りの時だけでなく、ハッピー生活を日頃送っている牛達という意味です。

日頃の生活は運という結果をつくる工程、つまりプロセスです。

今日は雨でちょっと肌寒かったです。そんな日のお勧め曲は、
Rickie Lee Jones - A Lucky guy

継続 File#95

運命という言葉があります。

自分で変えることのできる「運」という字と自分で変えることのできない「命」という字でできています。

「命」は授けられたものであって、自分では変えることができない。一方、「運」は運ぶとも読むように授けられた命を運ぶという意味になります。

そのため、良い運・悪い運とはいいますが、良い命・悪い命という言い方はしません。

「目標を書くことで実現する」という成功者や学者たちの言葉を信じて、「良い運を育てる=運気を高める」にこだわって、ネタ切れの穴埋め、いや、日頃から頭にインプットすることを習慣にするため、幅広く「よい運を育てる言葉・方法」をメモ感覚で随時Blogにアップしていきたいと思います。

目標100回!

そんなことで今日のお勧めの曲は、
Emerson, Lake & Palmer - Lucky Man

笑顔のいい人 File#55

運を向上させるには笑顔がかかせません。

仏教の教えにお布施というのがあります。いわゆる寄付です。お金のある人はそれができます。

ではお金のない人のお布施はどうするのか、その中の一つに「顔施(かおせ)」といものがあります。

つまり、「顔」を寄付するのです。顔の寄付とは「笑顔」なんです。これならお金のない人もできるんですよね。

ちなみに「和顔施(わがんせ)」というのは、和やかな顔をすることを意味します。和やかな顔をすることで、まわりの者は救われるということなんです。


  笑顔のいい人は、教養があるように思えます。

  笑顔のいい人は、ゆとりを感じます。

  笑顔のいい人は、未来を信じているように見えます。

  笑顔のいい人は、謙虚なんです。

  笑顔のいい人は、幸福になれる資格が得られるのです。


科学的にも笑いは免疫力を高める力もあることが実証されています。

笑顔は人間だけに与えられた幸せの象徴でもありますし、特権でもあります。

これを使わない手はないでしょう。
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