日曜日、準備不足で大会前から出るかどうかずっと迷っていた湘南国際マラソンに参加してきました。約2年ぶりの42.195キロのフルマラソンのエントリー。

湘南国際マラソン当日の行き先は大磯プリンスホテル、8時から国道1号線スタートのため整列開始。荷物等はすべてゴール地点のプリンスホテルに置いてという設定だった。

自宅から大磯駅まで約2時間半。事前情報では駅からホテルまでバスはなく、徒歩50分とのこと。逆算すれば、7時半に大磯駅に着けば何とか8時20分には着いて身支度してスタート地点集合は余裕でしょうということで、一緒に参加する友人と大磯駅で待ち合わせをした。

新橋から東海道本線に乗り、辛うじて数席空いて座れたものの、品川駅では既に多くの人がつり革に掴まっての乗車という状態だった。電車の中で腹ごしらえしようとおにぎりやらを食べていたが、さすがに上から覗かれながら食事するのも落ち着かず途中断念。

恐らく9割がマラソン参加者の列車は一駅ごとに混雑を増し、藤沢あたりでは地元の学生達の乗り込みでもう大変な騒ぎに。横浜辺りから雨が降っていて、海岸沿いをつくころにはかなりの雨で車内の窓ガラスは曇り、混雑ととともに外の景色も全く見えず。

7時半手前で大磯駅に到着。気分は天候にあわせるように段々萎えてきていた。待ち合わせをしていた友人はうまく一本後ぐらいの電車に乗りあわせてくれた。

ただこれから駅からホテルまで歩くのかと思うと、気分は絶不調に。

混雑の中、ホームから改札に繋がる陸橋に上がるのは辞めておこうと大人な友人の判断に従って、次の列車がくる手前で人波が若干ひいたタイミングで陸橋を渡る。さすが湘南だけあって、人波までサーフィンの要領でかわしていかないといけないのだなぁとくだらない感心をする。

駅から徒歩50分の道のり、どうしようかと話していたらすぐに駅前のロータリーに行列を発見。これはひょっとしたらと、2人して小走りで近寄るとプリンスホテル近くまで行くバスの停留場であった。

バスを待つ大行列を待つか歩いていくかの選択が迫られる中、雨もまたちょっと強めに降り出していたきたので2人はバスに並んでいくことに。

バスの中では終始冗談話で気分もやや前向きに。でも交通渋滞っぽくなかなか進まない。

実は今回、色々実験を仕込んできた。一つは、知り合いのブログサイトの広告をゼッケンの下に貼り付けて走り、その広告効果でアクセス数が伸びれば報酬という内容だった。
マラソン・ブログ広告

前の夜から白い布切れを家中探し、適度な大きさに切り取ってマジックペンでサイトの検索用のワードを書きこみ、あとは着替えるときにそれを貼り付ける状態にしておいた。

自分の後についたランナー(疲れて意識朦朧としている状態)に、自分の背中をみてもらえれば無意識にキーワードが刷り込まれていくのではないかと仮説。レース終了して自宅に戻ったときには、潜在意識に残った気になるキーワードをPCを立上げさ、インターネット検索でそのキーワードを打ち込んでくれるのではというませるという妙案であった。

あまりにも単純で原始的且つばかばかしい広告(お遊び)で、リアルからネットへ誘引できるかが今回のテーマだった。

その仕込みもホテル最寄バス停からホテル更衣場&荷物の預け場所までの想像を超える距離の遠さと異常な人込みで、着替え後の荷物預けとスタート地点までの移動だけで、トイレに行く時間もなくなく、ヘタすればスタートにも間にあわない状況と第一関門通過時刻を最優先したため、残念ながら広告の布を貼り付けることができなかったのです。

この場を借りて、おとんのブログ「秋田たいむず」のお二方にお詫びを申し上げます。チャンスあれば、次回ぜひ!他の方ももしご賛同いただければ次回マラソンで

それにしてもマラソン運営企画に一言!「もっと楽に参加できる競技会を!」

つづく

今日の曲は、Jackson Browne - Running on empty