どんな情報でも簡単に入手できる時代だからこそ、本物とニセモノの区別が難しくなってきた時代。正しい情報の見分け方、読み方を知っていると知らないでは、人生は大きく変わってくる。

例えば、株価情報。信頼していた人物から、この会社の株は大儲けするよと言われて、企業情報も調べすにその人物の弁だけで判断してしまい、大損を食らってしまうような話。この手の例は尽きない。

そこで今回と次回の2回に分けて、学校では教えてくれなかった「情報の読み方」紹介する。

こちらの本から抜粋する。

情報を読む技術情報を読む技術
著者:中西輝政
サンマーク出版(2011-01-06)
販売元:Amazon.co.jp
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1.自分の見解と違う情報を得る。

どういう目的で接しているかということを常に意識すること。

2.先入観を捨てる。

既に知っている情報はゼロにしてから学び直す。

3.「関係筋」、「側近筋」などという言い方で情報発信されているものは、実はかなり正確で正しい情報であることが多い。

発信者の逃げ道をつくるための表現である。

4.大きなニュースだけにとらわれない。

小さなニュースに本当の重大な出来事がある。

5.「初めに結論ありき」の情報に惑わされない。

特に多いのが日本の歴史家が書く論文。結論を導き出すことができるような素材を集めがち。あの司馬遼太郎が書いたものにも、事実に反する記述がたくさんある。

この本の著者である中西輝政氏は、ベンジャミン・フランクリンは「時は金なり」といったが、今は「情報こそ金なり」だと言う。

続きは明日のブログで。

Waterfall
Waterfall - M. C. Escher 

Souce: Wikipedia